大きな魚

大きな魚を釣るためには、丈夫なリール、強く粘り強い竿、強力な引きに耐えられる糸、強い針、どれも強い力に耐えられるものでないといけません。どこかに弱点があるとそこから破綻してしまいます。あとそれらの道具を使いこなしたり、魚とやりとりしたり、一日中それらを振り回す体力や力が必要になります。このためにせっせとスポーツジムに通います。まあ、お金も沢山かかるしおバカな遊びです。
でもこんな遊びの向こうに、狩猟の民だった頃の人間がチョット見えるような気がしています。
そんな自分が見えるのが嬉しくまた行ってしまいます。
写真はいつも使っている5/0というサイズの釣り針です。ペンチを使ってもびくともしないステンレス製で平打ちされた針ですが魚とのやりとりで伸びてしまうことがあります。
それとキリバス共和国のクリスマス島でアドレナリン全開の私(1995年)。
普段見られない景色や見た事もない自分が出て来て面白いです。

パラオ

あと一週間でパラオに出発です。
魚釣りの糸を買ってきました。100ポンドテストのナイロンラインです。
普通100ポンドといってもピンとこないと思います。45キロの引っ張りに耐えられる糸です。45キロの魚なら釣れるということです。しかし45キロの魚なんて釣ったことは残念ながらありません。ただ針にかけたことだけはあります。サンゴ礁に巻かれて糸が切れました。私の釣った最大は28キロ(ハカリで計測)です。ロウニンアジではなくこれはバラクーダでした。長さは150センチありました(ポナペ島22年前)。
パラオでは40キロを超える魚は滅多に釣れないようです。でも潜ると50キロを超えるロアニンアジがいっぱい泳いでいるそうなんです。100ポンドテストラインではひょっとすると弱く切られるかもしれませんが………まあ大丈夫でしょう。
大きなロアニンアジが沢山釣れるといいな。

6/14
釣り仲間が長良川で鮎を釣ってきてくれました。
今の所に引っ越して以来30年間鮎を食べていますが毎年第一声が「美味い」。