パラオ−5

通常では潮見表をみて釣りに出かけるのですが、今回はなぜか最後まで潮見表を見ないで出発してしまいました。
そのせいで釣り仲間に迷惑をかけてしまいましたが、行った意味が分かってきました。マナセにさよならを言うためだったと。
(なんと名倉氏はそのように思っていたようです)
今回のガイドのタミさんは20年ほど前、釣りガイドの修行でマナセのアシスタントをしている時にいっしょになった若者でした。そして20年たち、2人の子供がいるパパになっていました。彼は私のことを覚えていてくれました。
マナセがつないだご縁です。
またタミさんのガイドでパラオのロウニンアジを追い回す日々がくるのかな。
今回は青い空、青い海ではなくずっと曇っていました。魚もいつもと比べるとずっと少なかったです。
これはこれでよかったのかなとしみじみと物思いにふけるおじさんでした。

パラオ-4

日焼けがひどいことになっております。いっしよにいった二人は日に焼けないよう覆っていて、通常生活に戻りやすいよう大人の対応をしていました。そんなことが面倒だし、日差しがそれほど強くないからまあいいかと甘く思っていたら酷いことになりました。おバカ丸出しで情けない。

パラオ-3

クリスマス島においてルアーでねらうロウニンアジの釣りが衝撃だった25年程前、そして22年間という年月の中で7回パラオに行って23〜24日ほどロウニンアジ釣りをしました。そのガイドは全てマナセという現地のガイドでした。今回同行した広島の名倉氏は27年に渡り行き私より相当多くの日々をパラオで過ごしマナセがガイドでした。
今回も釣りガイドをお願いしていたけれど、してくれませんでした。してくれないというより病気でもうガイドができない体になっていました。空港まで会いに来てはくれましたが弱々しいマナセになっていてお別れは近いとすぐにわかりました。
ロウニンアジに遠距離恋愛して25年になりますが、突然恋が終わったように落胆しました。今回マナセに夕日のいいところを案内してくれとお願いもしていましたがそれもかないませんでした。
ロウニンアジに恋して、パラオに恋して、ガイドのおじさん、マナセにまで恋していたのかとビックリしました。
マナセから別れの挨拶がありました。「コウメイさん長い間ありがとう。さようなら」と。
私より一つ年下の男です。
新しいタミさんというガイドに引き継いでくれましたが、私の中の一つの時代が終わりました。
名倉氏と最後のマナセに会えてよかったねとしみじみしました。

パラオ-2

2019.6.25
私の日程の立て方(小潮)が大変まずく、仲間達に苦労をかけ大きなジャイアントトレバリーには出会えずミニトレバリーだけとなりました。代わりにキハダマグロが釣れたりと大変な中にも楽しい時がありました。
日焼けがとんでもないことになっております。