過去のヘンテコ自慢ばなし

もう20年ほど前のことですが、着物を着てどこへでも行くという時期がありました。専門学校の講師も着物、旅行に行くのも着物、海外のコンサートにも着物 で行きました。そんなことしていたら「男の着物」という本のイラストを描きませんかという仕事が舞い込んできて、無事に終わり、打ち上げを京都祇園の老舗 お茶屋「一力」でしませんかという目玉が飛び出そうな話が起きました。喜んで参加して、舞妓.芸妓が6人、三味線が2人、それに歌舞伎役者の方ともご一緒 できました。これがお茶屋遊びというものなのねと貴重な体験ができました。一力には大石蔵之介始め四十七士が祀ってありました。凄い所に行けたものです。 着物のおかげです。
後にも先にも、もうそんな話はありません。過去の自慢ばなしをするのは年寄りの専売特許です。ゴメン。
それにしても歌舞伎役者さんの立ち振る舞いは美しかった。