窯出し

先日した窯炊き、その窯が冷えてきたので今日窯出しです。
どんな焼き上がりか楽しみです。

今回も置く場所によって出来不出来に大きな差がありました。
あるものはとっても良い出来で面白いものができました。
でもその隣は半焼けのようなものが出来ていました。
どうしてこんな事が起きるのかが不思議です。
窯の温度は1350度まで上がっていたのに半焼け状態のものがありました。
炎の流れをどうコントロールするのかということのようですが、誰もその方法を知りません。
まだまだ試行錯誤が続くようです。

ちなみのこの窯は薪で焚く穴窯という種類の窯です。
釉薬は使わないで、薪が燃えてでる灰が変化する焼き締めという種類の古典的な陶器を作ります。
1350度位まで温度をあげて焼きます。

今回私はそばちょこを作りました。
松の灰が積もってそれが緑色になって垂れてなかなかいい雰囲気のものもありました。

薪の用意、徹夜の窯炊き、超面倒な事をしても思ったようなものがなかなかできません。
でもたまに超良いものができています。
大変すぎてフェードアウトしようかと思いましたが、もう少し何かが見えるまで取り組んでみます。

1121-1

1121-2

1121-3

1121-4

1121-5

窯炊き

今日は陶芸の窯炊きの当番でした。
金曜の夕方6時から土曜の朝9時までの15時間の窯炊き。
ただ土曜日は蕎麦屋の営業日ですから7時で早上がりさせてもらいました。
15時間1300度の温度を保つのが今日の当番の役目。
こんな事を3昼夜続けます。
仮眠を取りながら二人で交代しながら薪を焚き続けました。
陶芸って面白いけど、薪で焚く窯は大変。

1115-1

唐箕(トウミ)の登場

ソバの乾燥も終わり、脱穀とゴミを飛ばして綺麗な実だけにする作業です。
ここで唐箕(トウミ)の登場。
我が家のソバ関連で唯一と言ってほどの機械、それも隣のおばあちゃんからいただきました。
機械と言っても40年前の物で民族資料館にあるようなものです。
まあそんな物を使ってもなんとかソバの実が無事収穫出来ました。
このソバを玄そば(げんそば)といいます。
この玄そばを洗濯ネットに入れてもみもみして細かいホコリ等を取ってから石臼で挽いて粉にします。
今年も無事、風太のそばができそうです。
今週の木曜の営業から新蕎麦です。

1110-1

1110-2

股割

2014年の初頭、目をつむっての足踏みであらぬ方向に進んでしまうことが判明。
原因は体の歪み。
それから始まったストレッチ。
骨盤を正しい位置に矯正しようと股割も目指しました。
股関節は比較的に柔らかかったものですから、3ヶ月後には開脚しておでこが床に付きました。
しかしそれは正しい股割ではないようなのです(背中が山なりになっている)。
骨盤がしっかり立っていて、背骨が反るようにして胸や腹が床に付かないといけないようなのです。
頭が床に付いてから8ヶ月毎日開脚して骨盤を立てるストレッチを繰り返しました(居間でテレビを見ながらです)(骨折した一ヶ月ほどは休み)。
おでこが着くのと胸が着くのでは難易度がまったく違います。
そして11月7日とうとう腹も胸も床に着くことが出来ました。
11ヶ月前、前屈で指先が床に着かなかったのに今は楽勝手のひらが着きます。
股割が出来たからってなにもいいことなんて有りませんが、達成感というお土産はもらいました。
継続って大切だなあと改めて思いました。
1108

黒部のスケッチ

8月、楽しい登山とイワナ釣りになるはずだった黒部の奧の廊下といわれる所のスケッチ。

骨折というとんでもない顛末になりましたが、完治といっていいのか今は普通に生活ができています。
スポーツジムに通っているのならリハビリはいらないですねと医者にいわれ、リハビリなるものはしませんでした。
今は負荷をかけたスクワットもしてますし、来年の登山に向けての歩く訓練もせっせとしています。
股割も怪我の前よりだいぶ進化しました、もう少しで胸も床に着きそうです。
来年は元気に歩いて沢山のイワナに出会いたいものです。

1105

流木ハンガー

日曜日、雑貨を作くろうかと近くの海に流木を拾いに行ってきました。
まあ、ゴミのようにあります。ゴミのようにというよりほとんどゴミです。
そんな中でもひょっとしたら使えるかもしれないぞというゴミの流木を拾ってきました。
さっそくドリルで穴を開けて、針金を曲げて、ガラスと金属のビーズを入れて流木ハンガーができました。
なかなか可愛いハンガーです。
スカーフなどをかけると良い感じになりそうです。
流木ハンガーいろいろ出来そうです。
それに苔鉢を吊すものなどいろいろ計画中。

1104-1

1104-2

1104-3

ステンドグラス

我が家の玄関には70cmX50cmほどのステンドグラスが入っています。
冬になり日が低くなると直接陽が当たり玄関を黄色に染めます。
もう14年ほど前になりますが南仏のヴァンスという街にある、マチスが設計したロザリオ礼拝堂に行きました。
そこのステンドグラスに感激してマチスの絵をステンドグラス用に私がデザインして作ってもらいました。
なんだか贅沢な事をしたように思いましたが、14年経った今も、陽が入ると感激して眺めています。

1031

ロータス.コルティナ

そば風太にはちょくちょくめずらしい車が登場します。
今回はロータス.コルティナ。
1964年に発売された車です。
もう50年も経った車ですが、かなりの改造をしていて今もレースに出られるようなっていますし、とっても状態のいいコルティナです。
パット見はおとなしそうな感じの車ですが、ひとたびエンジンがかかるとなんだこりゃといった感じの凄い車。
今ではとっても貴重なロータス.コルティナでした。1030-1

1030-2

薪作り

薪で焚く、陶芸の窯は膨大な量の薪が必要になります。
一冬で家庭用の薪ストーブに使う量を3日で全て焚いてしまいます。
2トンのトラック山盛りの薪でしょう。
山里に暮らしてると、木はたやすく手に入ります。
何人か山を所有していますし、山の整備でいらなくなった木も多くでてきます。
これを購入していたらものすごく高い遊びになってしまいます。
木の入手は比較的たやすいのですが、問題は薪割りです。
みんなで交代しながら薪割りをして薪を作ります。
乾燥した薪でないと温度が上がりませんから、沢山割って乾燥させた備蓄が必要です。

檜や広葉樹を燃やして窯の温度を上げていきます。その温度約1200度まで上げます。
そして終盤は松を燃やします。
松の灰が陶器に降ってそれが溶けて釉薬に変化します(通常の釉薬は使いません)。
てな具合で陶器ができあがります。
来月又窯を焚きます。
1026-4

1026-5

1026-6

1026-7

アサギマダラ

近所の畑にアサギマダラが沢山来ているよと聞き早速観てきました。
アサギマダラは旅する蝶で南西諸島や台湾と日本を行き来しているようです。
今このあたりで休憩して暖かい南の地を目指し長い長い旅にもうすぐ飛び立つようです。
南の地で繁殖して又日本まで飛んでくるかと思うと声援を送りたくなります。
「がんばれアサギマダラ」
1026-3