黒部源流釣行2

これで5回行った黒部の薬師沢。薬師沢に行くまでには太郎平など2300mの地点を通過していきます。
そこらあたりでは高山植物がいっぱい見られます。だいたい同じ時期に行っていますが気候のちょっとした違いで満開だったり、終わっていたりしています。今年はいい具合だったようでいろんな花が見られました。ここ4年ほど見られなかったチングルマの群生やコバイケイソウが満開でした。可愛いミヤマリンドウやクルマユリ、ヨツバシオガマ、珍しいキヌガサソウも見られました。これも楽しみの一つです。
先に歩いていった友人は雷鳥を見たようです。見たかったなあ。

山行が終わって1日しかたってないのに、山登りの辛さは何だか薄れてきました。毎年毎年、「こんな辛いこともうやめだ!」と叫んでいるのに行ってしまうのは、山の持っている魔力のせいだと改めて感じます。

チングルマ
コバイケイソウ
ニッコウキスゲ
ミヤマリンドウ
クルマユリ
ヨツバシオガマ
キヌガサソウ

黒部源流釣行1

今年も黒部源流の薬師沢に行って無事に帰ってこれました。
直前までの雨で山道はぬかるみ、木道は滑りやすくなっていました。
近くの雲の平では登山者の骨折が相次ぎ救急ヘリが何度も飛んだそうです。
私達が着いたときはまだ川の水が多く、川に入ること自体が危険な感じでしたが翌日には水は引き釣りが出来る状態になりました。そして美しい黒部のイワナがいっぱい釣れました。毎回ですが惚れ惚れする美しさです。
そんな黒部の源流釣行ですが、今回で卒業しようかなと思っています。
釣りは超楽しいのですが、行きと帰りがハーハーゼーゼーで心肺機能はオーバーヒート、筋肉は悲鳴をあげてしまいます。
第一回目には骨折という事故もありました。その後はそんなこともなく楽しく出来ましたが、以前より山登りがきついのです。単純に歳をとったということでしょう。
まあここらで一旦区切りをつけようかということです。
そして今回はインディアンフルートを薬師沢小屋まで持って行って、ありがとう薬師沢、さよなら薬師沢の思いをこめていっぱい吹いてきました。
そして「黒部源流山小屋暮らし」の著者のやまとけいこさんと記念撮影してきました。
小屋番さんもやまとさんも、「また来てください」と明るく見送ってくれました(今回で卒業だといっているのに)