黒部源流釣行登山

黒部の奧、薬師沢というところに釣り仲間4人で出かけました。
片道8時間の登山をしなければ川に着けません。
釣り仲間がルンルンのハイキングで行けますよというからでかけたのですが、待っていたのはハーハーゼーゼーの修行のような登山。
ハーハーゼーゼーなのですがチングルマやニッコウキスゲの花がいっぱい咲いているし、雲がいっぱい流れてとても綺麗でした。
途中私は雨に濡れた木橋に足を滑らせ思いっきり足首をひねってしまいました。
それでもなんとか山小屋に着きました。
足はどんどん腫れてきます。
濡れたタオルで幹部を冷やすしかありません。
翌日は釣りの日です。
でも私はこれ以上ひどくするわけにはいかないので静かに部屋で待機です。
でもせっかく黒部まで来たのですから一匹だけでも釣らないと話になりません。
床に着けるだけでも激痛が走る足、それでも何とか川まで行って一匹のイワナだけは釣って山小屋に戻りました。
夕方になって川から帰って来た友人達がいっぱい釣った超うらやましいイワナの写真を見せてくれました。
源流育ちの頭が大きく、尾びれの大きなすばらしい黒部の天然イワナです。
そしてその翌日は帰る日です。
何とか歩けるほどに痛みが引きましたので、テーピングをしてまたハーハーゼーゼーの山を上がった下だったりしながら降りていきます。まともに友人達の速度では歩けません。自分のペースで一歩一歩歩いて行きます。
普通なら5時間30分で降りられる工程を7時間ほどで登山口に着きました。
そしてその翌日ハレもひどいので整形外科に行きました。
そしたら「骨折してますね、それもひどく」
とのこと、私がレントゲンの写真を見てもすぐにわかる骨折です。
明日大きいな病院でもう一度診察になりました。
手術のなるのか、ギブスになるのか?
それにしても、よく骨折した足で大きな荷物を背負って7時間も歩いたものです。
私の注意力不足で起きた怪我ですが、良く帰還できたものだとちょっとほめてやります。
大きな怪我をしてしまいましたがそれでもかなり楽しい黒部源流釣行登山でした。ずっとしたいと思っていた山小屋でのオカリナ デビューも果たせました。
骨折のおかげで翌週に控えた福島へのオートバイツーリングは不参加となりました。
しばらくは作陶の日々にしようかと思っています。そうだ、そばも植えないと。
できるかしら。

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