ルアー

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いつも釣りに行くとき、こんなルアーが釣れるのではないか、あんなルアーが釣れるのではないか、これこそ大爆発するやつだと妄想し、あれもこれもと詰め込んでいきます。単純にメーカーの戦略にまんまと人間が釣られているわけです。いざ現場に立つといままでの実績の高いものを選んで使ってしまいます。そうするとヤッパリこれは釣れるなとまたそれを使ってしまいます。新しいものは出番が少なくなってしまいます。今回でも三者三様好みのルアーが違っていましたがそれなりに釣れていました。
まあ信じて使えばなんとかなるということです。
ただ面白いことがありました。名倉氏が特注して作らせているアワビ張りの高級ルアー。やけにサメが食らいついてくるのです。私には1匹も来てないのに彼には3匹かかっていました。
サメおも虜にするアワビルアーなのか?サメが大好きなアワビルアーなのか?判断が難しいところです。検証する必要があります。
私がよく使うツルポップというルアーは発売されてから二十数年は経っていてクラシックといっていいほどのルアーですがいつも活躍してくれます。今回もロウニンアジにかじられ歯型がいっぱいついてボロボロになりました。次回のためにこのルアーだけは補充します。それと玉虫の羽をだいぶいただきましたから次回までには怪しく緑に輝く玉虫ルアーを作って私だけ爆釣したいともくろんでおります。

パラオ-6

ホテルの周りをチョット散歩するだけで濃厚な南国。そこかしこがジャングルです。ヘリコニアの花がいっぱい咲いています。バナナもなっています。タロイモもあります。

パラオ−5

通常では潮見表をみて釣りに出かけるのですが、今回はなぜか最後まで潮見表を見ないで出発してしまいました。
そのせいで釣り仲間に迷惑をかけてしまいましたが、行った意味が分かってきました。マナセにさよならを言うためだったと。
(なんと名倉氏はそのように思っていたようです)
今回のガイドのタミさんは20年ほど前、釣りガイドの修行でマナセのアシスタントをしている時にいっしょになった若者でした。そして20年たち、2人の子供がいるパパになっていました。彼は私のことを覚えていてくれました。
マナセがつないだご縁です。
またタミさんのガイドでパラオのロウニンアジを追い回す日々がくるのかな。
今回は青い空、青い海ではなくずっと曇っていました。魚もいつもと比べるとずっと少なかったです。
これはこれでよかったのかなとしみじみと物思いにふけるおじさんでした。

パラオ-4

日焼けがひどいことになっております。いっしよにいった二人は日に焼けないよう覆っていて、通常生活に戻りやすいよう大人の対応をしていました。そんなことが面倒だし、日差しがそれほど強くないからまあいいかと甘く思っていたら酷いことになりました。おバカ丸出しで情けない。

パラオ-3

クリスマス島においてルアーでねらうロウニンアジの釣りが衝撃だった25年程前、そして22年間という年月の中で7回パラオに行って23〜24日ほどロウニンアジ釣りをしました。そのガイドは全てマナセという現地のガイドでした。今回同行した広島の名倉氏は27年に渡り行き私より相当多くの日々をパラオで過ごしマナセがガイドでした。
今回も釣りガイドをお願いしていたけれど、してくれませんでした。してくれないというより病気でもうガイドができない体になっていました。空港まで会いに来てはくれましたが弱々しいマナセになっていてお別れは近いとすぐにわかりました。
ロウニンアジに遠距離恋愛して25年になりますが、突然恋が終わったように落胆しました。今回マナセに夕日のいいところを案内してくれとお願いもしていましたがそれもかないませんでした。
ロウニンアジに恋して、パラオに恋して、ガイドのおじさん、マナセにまで恋していたのかとビックリしました。
マナセから別れの挨拶がありました。「コウメイさん長い間ありがとう。さようなら」と。
私より一つ年下の男です。
新しいタミさんというガイドに引き継いでくれましたが、私の中の一つの時代が終わりました。
名倉氏と最後のマナセに会えてよかったねとしみじみしました。

パラオ-2

2019.6.25
私の日程の立て方(小潮)が大変まずく、仲間達に苦労をかけ大きなジャイアントトレバリーには出会えずミニトレバリーだけとなりました。代わりにキハダマグロが釣れたりと大変な中にも楽しい時がありました。
日焼けがとんでもないことになっております。

大きな魚

大きな魚を釣るためには、丈夫なリール、強く粘り強い竿、強力な引きに耐えられる糸、強い針、どれも強い力に耐えられるものでないといけません。どこかに弱点があるとそこから破綻してしまいます。あとそれらの道具を使いこなしたり、魚とやりとりしたり、一日中それらを振り回す体力や力が必要になります。このためにせっせとスポーツジムに通います。まあ、お金も沢山かかるしおバカな遊びです。
でもこんな遊びの向こうに、狩猟の民だった頃の人間がチョット見えるような気がしています。
そんな自分が見えるのが嬉しくまた行ってしまいます。
写真はいつも使っている5/0というサイズの釣り針です。ペンチを使ってもびくともしないステンレス製で平打ちされた針ですが魚とのやりとりで伸びてしまうことがあります。
それとキリバス共和国のクリスマス島でアドレナリン全開の私(1995年)。
普段見られない景色や見た事もない自分が出て来て面白いです。

パラオ

あと一週間でパラオに出発です。
魚釣りの糸を買ってきました。100ポンドテストのナイロンラインです。
普通100ポンドといってもピンとこないと思います。45キロの引っ張りに耐えられる糸です。45キロの魚なら釣れるということです。しかし45キロの魚なんて釣ったことは残念ながらありません。ただ針にかけたことだけはあります。サンゴ礁に巻かれて糸が切れました。私の釣った最大は28キロ(ハカリで計測)です。ロウニンアジではなくこれはバラクーダでした。長さは150センチありました(ポナペ島22年前)。
パラオでは40キロを超える魚は滅多に釣れないようです。でも潜ると50キロを超えるロアニンアジがいっぱい泳いでいるそうなんです。100ポンドテストラインではひょっとすると弱く切られるかもしれませんが………まあ大丈夫でしょう。
大きなロアニンアジが沢山釣れるといいな。

6/14
釣り仲間が長良川で鮎を釣ってきてくれました。
今の所に引っ越して以来30年間鮎を食べていますが毎年第一声が「美味い」。