ルアー

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いつも釣りに行くとき、こんなルアーが釣れるのではないか、あんなルアーが釣れるのではないか、これこそ大爆発するやつだと妄想し、あれもこれもと詰め込んでいきます。単純にメーカーの戦略にまんまと人間が釣られているわけです。いざ現場に立つといままでの実績の高いものを選んで使ってしまいます。そうするとヤッパリこれは釣れるなとまたそれを使ってしまいます。新しいものは出番が少なくなってしまいます。今回でも三者三様好みのルアーが違っていましたがそれなりに釣れていました。
まあ信じて使えばなんとかなるということです。
ただ面白いことがありました。名倉氏が特注して作らせているアワビ張りの高級ルアー。やけにサメが食らいついてくるのです。私には1匹も来てないのに彼には3匹かかっていました。
サメおも虜にするアワビルアーなのか?サメが大好きなアワビルアーなのか?判断が難しいところです。検証する必要があります。
私がよく使うツルポップというルアーは発売されてから二十数年は経っていてクラシックといっていいほどのルアーですがいつも活躍してくれます。今回もロウニンアジにかじられ歯型がいっぱいついてボロボロになりました。次回のためにこのルアーだけは補充します。それと玉虫の羽をだいぶいただきましたから次回までには怪しく緑に輝く玉虫ルアーを作って私だけ爆釣したいともくろんでおります。

パラオ-8

20年前、マナセのアシスタントとして出会った若者が今、パラオNO1の釣りガイドとして活躍していました。当時はマナセがNO1。
古いフィルムを探したら出て来ました。20歳のタミ、44歳のマナセ。
当時使えるようなデジカメは出ていませんでした。500万円のデジカメでもフィルム一眼レフには程遠い性能でした。ですから撮影はもっぱらポジフィルムを使っていました。水に浸かっても大丈夫なように、ニコンのニコノスという防水カメラを使用していました。。
20年前だけれど大昔のように感じます。今はスマホで撮影。WIFIがあればFBでもインスタでもすぐにアップできます。びっくりするような変わりようです。
しかし魚の口にはツルポップというルアーがかかっています。今回も最も活躍したルアーです。
いろんなものが変わったけれど魚がくらいついてくる好みはそれほどかわっていないようです。

パラオ-7

名古屋国際空港からの出発手続きの時、1.59mを超えたサオに対しての手数料が片道2万円ですと言われ、規則ですからとどうにもならず支払いしました。5年前無料、2年前は4000円で今回もそうだと思っていましたが2万円!往復だと4万円。
ところが成田から合流した人は4000円でした。パラオを出発するときも4000円。名古屋に帰ってどういうことだ詰め寄りました。そういうことでしたら本当は2万円ですが今回は4000円で処理させてもらいますと、返金してくれることになりました。航空会社の人も困っていましたが会社のバラバラないい加減な対応に立腹しました。でもこれからは高い料金が発生しそうです。
これからのことを考えると短く仕舞えるサオを新たに購入するしかなさそうです。決して安くない大物対応のサオ、普段には全く使えないサオ。今持っている大物用のサオ、3本が物置で眠ることになりそうです。
新たに購入したとしてあと何回使うのだろう。

パラオ-6

ホテルの周りをチョット散歩するだけで濃厚な南国。そこかしこがジャングルです。ヘリコニアの花がいっぱい咲いています。バナナもなっています。タロイモもあります。

パラオ−5

通常では潮見表をみて釣りに出かけるのですが、今回はなぜか最後まで潮見表を見ないで出発してしまいました。
そのせいで釣り仲間に迷惑をかけてしまいましたが、行った意味が分かってきました。マナセにさよならを言うためだったと。
(なんと名倉氏はそのように思っていたようです)
今回のガイドのタミさんは20年ほど前、釣りガイドの修行でマナセのアシスタントをしている時にいっしょになった若者でした。そして20年たち、2人の子供がいるパパになっていました。彼は私のことを覚えていてくれました。
マナセがつないだご縁です。
またタミさんのガイドでパラオのロウニンアジを追い回す日々がくるのかな。
今回は青い空、青い海ではなくずっと曇っていました。魚もいつもと比べるとずっと少なかったです。
これはこれでよかったのかなとしみじみと物思いにふけるおじさんでした。

パラオ-4

日焼けがひどいことになっております。いっしよにいった二人は日に焼けないよう覆っていて、通常生活に戻りやすいよう大人の対応をしていました。そんなことが面倒だし、日差しがそれほど強くないからまあいいかと甘く思っていたら酷いことになりました。おバカ丸出しで情けない。

パラオ-3

クリスマス島においてルアーでねらうロウニンアジの釣りが衝撃だった25年程前、そして22年間という年月の中で7回パラオに行って23〜24日ほどロウニンアジ釣りをしました。そのガイドは全てマナセという現地のガイドでした。今回同行した広島の名倉氏は27年に渡り行き私より相当多くの日々をパラオで過ごしマナセがガイドでした。
今回も釣りガイドをお願いしていたけれど、してくれませんでした。してくれないというより病気でもうガイドができない体になっていました。空港まで会いに来てはくれましたが弱々しいマナセになっていてお別れは近いとすぐにわかりました。
ロウニンアジに遠距離恋愛して25年になりますが、突然恋が終わったように落胆しました。今回マナセに夕日のいいところを案内してくれとお願いもしていましたがそれもかないませんでした。
ロウニンアジに恋して、パラオに恋して、ガイドのおじさん、マナセにまで恋していたのかとビックリしました。
マナセから別れの挨拶がありました。「コウメイさん長い間ありがとう。さようなら」と。
私より一つ年下の男です。
新しいタミさんというガイドに引き継いでくれましたが、私の中の一つの時代が終わりました。
名倉氏と最後のマナセに会えてよかったねとしみじみしました。

パラオ-2

2019.6.25
私の日程の立て方(小潮)が大変まずく、仲間達に苦労をかけ大きなジャイアントトレバリーには出会えずミニトレバリーだけとなりました。代わりにキハダマグロが釣れたりと大変な中にも楽しい時がありました。
日焼けがとんでもないことになっております。

大きな魚

大きな魚を釣るためには、丈夫なリール、強く粘り強い竿、強力な引きに耐えられる糸、強い針、どれも強い力に耐えられるものでないといけません。どこかに弱点があるとそこから破綻してしまいます。あとそれらの道具を使いこなしたり、魚とやりとりしたり、一日中それらを振り回す体力や力が必要になります。このためにせっせとスポーツジムに通います。まあ、お金も沢山かかるしおバカな遊びです。
でもこんな遊びの向こうに、狩猟の民だった頃の人間がチョット見えるような気がしています。
そんな自分が見えるのが嬉しくまた行ってしまいます。
写真はいつも使っている5/0というサイズの釣り針です。ペンチを使ってもびくともしないステンレス製で平打ちされた針ですが魚とのやりとりで伸びてしまうことがあります。
それとキリバス共和国のクリスマス島でアドレナリン全開の私(1995年)。
普段見られない景色や見た事もない自分が出て来て面白いです。