手打ち蕎麦を趣味にして15年ほどになるでしょうか。
本を見ながら、そばを延ばし切ったりして悪戦苦闘して作っていました。
細かいことは何も知らずただただそばを打って食べていました。
それなりにおいしい蕎麦ができていました。
そして時はたち、きちんとした技術を習得した師匠であり友人の厳しい修行のもと、本格的なそば打ちを新たに覚えました。
そして2012年そば風太が開店しました。
そして蕎麦自体も自分で育てるようになりました。
その蕎麦を自分で目立てした石臼を使って粉にします。
粉の粗さなどいろいろ試行錯誤しました。
そんな粉を使い、透明度のある蕎麦にしました。
私は長い間絵を描くことを生業にして生きてきました。
そんな絵が沢山あり、店にいっぱいかけてあります。
また、箸置きも店主が一つずつ手作りしたものです。
蕎麦猪口も店主が作り、薪窯で焼いたものです。
美術の香りのする手打ちそば屋です。
どうぞ、そばと絵を味わいにいらしてください。
ただお店のある場所は山里の隠れ家のようなところです。
迷子にならないよう気をつけてください。
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