西穂高

もう二十数回行っている奥飛騨は高原川の上流の蒲田川。
川に立つと西穂高が迫ってきます。
行くのはいつも3月。回りは雪。
たまに吹雪になったりします。それでもめげずに釣り。いつもは釣りがメインですが禁漁期はお絵描きがメイン。

メバル釣り

5年ぶりの友人2人と夕方からメバル釣り。昔話や近況報告をしながら真夜中まで釣り。そろそろ帰ろうかとエンジン始動。そしてしばらく動いたあとエンジンが突然停止。何回やっても回復しません。色々やろうにも工具もないし、しらないボートのエンジンだし、手が出せなくまったく始動しません。
放っておけば海を漂流。釣り人漂流と記事になってはシャレになりません。流されないようアンカーを入れて、海上保安庁(海の警察)に救助要請。救助を待っている間にいじれそうな場所を掃除したらエンジン始動しました。
海上保安庁に電話して自力帰還しますと伝えて帰還できました。でも港で事情聴取するから待っていてくださいとのこと。夜中には帰るつもりが家に着いたときには空は明るくなっていました。今日は徹夜状態でお店の営業。
5年ぶりの友人との釣り。沢山メバルが釣れて楽しい時間でしたが最後にとんでもない落ちがありました。
風もなく波も穏やかな日でしたから落ち着いていられましたが荒れた時だったら慌てたでしょうね。
知床の事故が頭をよぎりました。友人のそのまた友人のボートです。普段のメンテナンス具合が分かりません。それってなかなか恐ろしいことですね。

釣りの反省

今回のメバル釣り、反省することがいっぱい。メバルを探している時、私にはカサゴがよく釣れていました。名人はほとんど釣れていません。釣れないより釣れた方がいいと私はそのまま釣りをしていました。
これが大きな間違い。
名人が使っているジグヘッド(オモリ)は1g、私は2g。沈下速度が違います。私のは早く着底してしまい、底にいるカサゴがかかるのです。
中層にいるカサゴの層を早く通過してしまいます。名人は中層をゆっくり流して魚を探します。活性が低く、ひったくるような当たりがありません。なんかちょっと重いとか、ちょっと軽いとかの当たりを感じるのです。ただ1gのジグヘッド、あまりに軽く遠くまで投げられません。たかだか1gの違いですが釣果には大きな違いがでるのだなあ改めて釣りの難しさを感じた釣行でした。

新型コロナと大雨

7月末、梅雨が明けたら黒部源流までせっせと山を歩き、岩魚を釣りまくるということをここ6年で5回決行しました。すっかり年中行事になっていましたが、 今年は新型コロナウィルスの為に中止しました。コロナだけでなくこの大雨では現地に到着すること自体も大変なことかもしれません。黒部に行く為にスポーツ ジムにも行き、定期的に山歩きをして体を鍛えていました。コロナ騒動でスポーツジムを退会し、なおかつ早々と黒部行きを中止したものですから、すっかり グータラ生活のダラダラ体になってしまいました。来年また行くことになったら体を鍛え直さないと大変でしょうね。夏になったらコロナは収まると言われてい ましたが、収まるどころかどんどん増えている状態。ワクチンが完成しないとずっと自粛生活が続くのでしょうね。経済はまともに動かないでしょうし、これか ら、いったいどうなってしまうのでしょう。
人間の過剰な経済活動が自然に与えたダメージにしっぺ返しを受けているように感じています。人類の未来は………。

黒部源流釣行2

これで5回行った黒部の薬師沢。薬師沢に行くまでには太郎平など2300mの地点を通過していきます。
そこらあたりでは高山植物がいっぱい見られます。だいたい同じ時期に行っていますが気候のちょっとした違いで満開だったり、終わっていたりしています。今年はいい具合だったようでいろんな花が見られました。ここ4年ほど見られなかったチングルマの群生やコバイケイソウが満開でした。可愛いミヤマリンドウやクルマユリ、ヨツバシオガマ、珍しいキヌガサソウも見られました。これも楽しみの一つです。
先に歩いていった友人は雷鳥を見たようです。見たかったなあ。

山行が終わって1日しかたってないのに、山登りの辛さは何だか薄れてきました。毎年毎年、「こんな辛いこともうやめだ!」と叫んでいるのに行ってしまうのは、山の持っている魔力のせいだと改めて感じます。

チングルマ
コバイケイソウ
ニッコウキスゲ
ミヤマリンドウ
クルマユリ
ヨツバシオガマ
キヌガサソウ

パラオ-8

20年前、マナセのアシスタントとして出会った若者が今、パラオNO1の釣りガイドとして活躍していました。当時はマナセがNO1。
古いフィルムを探したら出て来ました。20歳のタミ、44歳のマナセ。
当時使えるようなデジカメは出ていませんでした。500万円のデジカメでもフィルム一眼レフには程遠い性能でした。ですから撮影はもっぱらポジフィルムを使っていました。水に浸かっても大丈夫なように、ニコンのニコノスという防水カメラを使用していました。。
20年前だけれど大昔のように感じます。今はスマホで撮影。WIFIがあればFBでもインスタでもすぐにアップできます。びっくりするような変わりようです。
しかし魚の口にはツルポップというルアーがかかっています。今回も最も活躍したルアーです。
いろんなものが変わったけれど魚がくらいついてくる好みはそれほどかわっていないようです。

パラオ-7

名古屋国際空港からの出発手続きの時、1.59mを超えたサオに対しての手数料が片道2万円ですと言われ、規則ですからとどうにもならず支払いしました。5年前無料、2年前は4000円で今回もそうだと思っていましたが2万円!往復だと4万円。
ところが成田から合流した人は4000円でした。パラオを出発するときも4000円。名古屋に帰ってどういうことだ詰め寄りました。そういうことでしたら本当は2万円ですが今回は4000円で処理させてもらいますと、返金してくれることになりました。航空会社の人も困っていましたが会社のバラバラないい加減な対応に立腹しました。でもこれからは高い料金が発生しそうです。
これからのことを考えると短く仕舞えるサオを新たに購入するしかなさそうです。決して安くない大物対応のサオ、普段には全く使えないサオ。今持っている大物用のサオ、3本が物置で眠ることになりそうです。
新たに購入したとしてあと何回使うのだろう。

キャンプフィッシング

5月27.28日
久しぶりのフライフィッシングを筋肉大好きおじさんと行ってきました。この方最近はお一人様キャンプに目覚めて(流行に敏感)最新のキャンプ道具を資金にものをいわせて買いまくっているしまつです。今回、ランタン4個、バーナー3個、焚き火から、炭焼のセットまで持ち込みました。調理道具もいっぱい。
道具をいっぱい見せてくれました。まるでオタクの中学生。
失礼ながら大笑いしてしまいました。
彼は焚き火を囲んでウイスキーをちびりちびりと自分の世界に浸っておりました。
キャンプ場の裏は渓流。歩いて1分でイワナが釣れます。大きいのは26センチほどでした。イワナがいっぱい釣れるので100メートル進むのに2時間もかかってしまいました。
焚き火やって、焼肉やって、魚がいっぱい釣れて、おじさんのオタク具合に笑ったキャンプフィッシングでした。
超久しぶりのキャンプ。
なかなか楽しい。
それしても、最新の高級テントと私の質素なテントが対照的で物悲しい。
でも彼の最新の極上テントは設営に45分かかるが、私の質素なテントは設営5分で、時間だけなら圧勝。

プロペラ機

先日行った北海道、千歳から女満別まではDHC.8-Q400というプロペラ機でした。
調べてみると日本の各地で活躍しているようです。
プロペラ機なんて40年ほど前YS11に乗って以来です。
プロペラのすぐ横の席、当然のことですがプロペラがグルグル回りアナログ感満載で興奮しました。

運良く夕日と重なりなかなか幻想的でした。

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阿寒釣行

12年ぶりの北海道。
阿寒湖でのアメマス釣りです。
もう26年の付き合いになる釣り友との釣行です。例年6月末がいい釣りのはずだったのですが、ここ何年かどうも不順のようです。
といってもなんとかなるだろうと楽観していったらどうにもならないような状況で「阿寒湖ぜんぜんアッカンコ」なんて言って遊ぶほどでした。
このまま行くとただの阿寒湖観光になってしまうと、つぎの日は湖をあきらめ、ターゲットを阿寒川のニジマスに変更。川への入口にヒグマ出没注意の看板。クマとの戦いに勝ち目はありません。出会ったら、できるだけ痛くなく人生が終るよう祈って釣りをします。そんな思いで釣りをしているのに川からはいまいちの反応です。そんなとき偶然出会った釣り人がひょっとしていいかも知れない場所があるから行きましょうと案内してくれました。
そうしたらそこには大きなマスが見えます。手を変え品を変えて臨むとマスは毛バリに食らいついてきました。余りに強い引きで針を伸ばすなどの無茶をして、勝手に川に帰っていきました。
次に見つけた魚には針も糸も強いものに変えて臨みます。
そしてとうとう仕留めることができました。太古の自然を思い起こさせるような渓流で素晴らしく力強いマスに出会えました。
今回の北海道釣行が全て良しとなった瞬間でした。
普段中部地方の渓流で釣りをしていると大きくても30センチほどの魚です。50センチを超えるニジマスの力は普段関わっている魚の
何倍ものパワーでした。
アメマスには振られましたが、友人も大きなニジマスを釣ることができたし、めでたしめでたしで終了しました。
ということでちちょくちょく北海道まで来て、大きな魚相手の修行をしないとだめだなと思った阿寒釣行でした。
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